第1645回 通常例会
本日のプログラム : 就任挨拶
○会長挨拶 本日のゲストを紹介します。 ・米山奨学生 ダハール・ディパンジャナ さん
○ショートスピーチ
・米山奨学生 ダハール・ディパンジャナ さん
今日は日本の環境ニュースについてのスピーチをします。 徳島県のある町は、その廃棄物をすべてリサイクルすることを目指しています。徳島県上勝町は2020年までにゴミをゼロにすることを目標に、住民は45の異なるゴミの分類に直面しています。徳島県の1500人の住民は自分たちで廃棄物を地元の施設に運ばなければなりません。来年までに町はそのすべての廃棄物をリサイクルして焼却炉に何も送り出さないことを目指しており、そのカテゴリーは枕から歯ブラシまですべてをカバーします。 このプロセスは何十もの別々のカテゴリーがあるだけでなく、リサイクルを容易にするために洗浄し、そして乾燥しなければならないという問題があります。上勝町はすでに目標達成に近づいており、2017年に発生した286トンの廃棄物の約80%をリサイクルしています。 国民一人当たりの一般廃棄物の発生量は、ほとんどの先進国よりも少ないです。ゴミセンターの清原一幸氏はプラスチックが住民のゴミの大部分を占めていると述べました。また、2018年、政府は2030年までに国内で毎年940万トン生産されることを前提に、プラスチック廃棄物の削減に取り組むという提案を発表しました。この計画は小売業者がビニール袋の代金を請求することを提案しています。 上勝町のある女性は、我々は償却ゼロと、埋め立て処分ゼロの目標を達成するための努力をしましたが、それだけでは十分ではありませんと言います。ゴミの処理方法だけに焦点を当てるべきではありません。私たちは、廃棄物の発生を防ぐための政策を考え出す必要があります。 (※スピーチでは「上勝町」を「うえまついち」と紹介しましたが「かみかつちょう」が正しいためここに訂正しお知らせします。)
○表彰 ・前年度役員に表彰とバッチ贈呈 2018-2019年度 会長 南部 賢 会員
○委員会報告 ・社会奉仕委員会 村上 寛 委員長
7月27日(土)10時から「月寒川にぎわい川まつり」を実施します。集合時間は9時となります。大勢の参加をよろしくお願いします。(※後日、理事会決定にて7月24日(水)例会の繰下げ移動例会となりました。)
・親睦活動委員会 川﨑 貴憲 副委員長
7月31日(水)18時から「夜間例会~ 納涼親睦家族会 ~」を実施します。
○本日の卓話 就任挨拶 ・大石 清司 会長
皆さんにお配りしました「新さっぽろ駅周辺地区まちづくり計画」について、この数年の間に大学や病院その他施設ができます。ご参考にしてください。 さて、ロータリー歴も少なく、その多くの部分を米山委員会で活動させていただき、ロータリーの初心者でもある私ですが、何卒皆様のご支援を宜しくお願いいたします。 まず、ロータリーはそもそも創始者であるポールハリスら3人の事業者が当時の政治経済状況の中で商業道徳の欠如を憂い、信頼できる公正な取引と信頼関係を高め合える仲間を増やし、持ち回りの会合を開こうという事でロータリークラブと名付けられたとの事です。 そこから日々の行動指標として、知り合いを広めよう、ロータリアン各自の職業を信頼あるものにしよう、一市民として、また職業人としても日々奉仕の理念を実践しよう、世界的ネットワークを通じて国際理解・親善・平和を推進しようと提唱されております。 そして4つのテストで私達の日々のありようを検証しようとされております。確かに、この四つのテスト「真実かどうか」「みんなに公平か」「好意と友情を深めるか」「みんなの為になるかどうか」は、世界の言語・生活習慣・宗教・社会体制が違う人々が心を一つにするためには、簡明であり、かつ実践的な指標であり、これをちゃんとやれれば世界の平和や親善に繋がるなという実感が持てます。これらがロータリーの原点なのかなと思います。 以上のことを、日々、言われている奉仕の指針に照らすと、まずは私が非常に共感するのは第一に職業奉仕という考え方です。職業奉仕という考え方は、なんといっても大事なのは自らの職業・仕事を社員と共に真摯に取り組み、社会の発展に寄与することなのだろうなと思われますし、日々業を持続しているそのものがすでに職業奉仕と言ってもいいのではないかと思います。それは社会的に信頼された結果であり、社員の生活を守っていることでもあり、大事な職業奉仕であると言えます。併せて自らの専門性を活かし、専門家が連携しながら社会的な貢献をすることを含めて、職業奉仕がロータリーの原点ではないかと思います。私にはこれが奉仕の最重要課題だと思えます。 ご存じの通り、当クラブは最近、新会員を多く迎え入れております。また女性会員の比率が高まっているのも大きな特徴だと思います。清新なエネルギーに満ちているクラブともいえるのではないかと思います。私の年度で大事にしたいのはこの勢いを止めないことだと思います。その為には何が必要なのかを考えました。まず第一には仲良しだけでは限界があると思います。それにプラスしてロータリー理念で一致することが欠かせないものと思います。その為にはロータリーを知らなければその可能性を活かすこともできません。 私もロータリー初心者であることからもこの一年は親睦と合わせてロータリーを学ぶ年にしたいと思います。そのための最大の学びは先輩会員との交流だと思います。この交流を旺盛に展開することではないかと思います。 具体的には毎回の例会で席替えを行い、会員同士の知り合い、学びあいを旺盛にしたいと思います。このことはお互いの仕事を知り合い、活用しあう関係に繋がる可能性もあります。私たちは毎週顔を合わせているとお互いよく知っているかのように思いがちです。しかし急速にグローバル化する社会でロータリアン各員は様々な情報を得、日々厳しい経済状況の中で知恵を振り絞って日々過ごしているのではないかと思います。それぞれにとっては日常で何気ないことが仲間にとっては貴重な宝が沢山あるのではないかと思います。貴重な宝を日々の例会で分かち合いたいと思い提起させていただいた次第です。知り合わなくては何も始まらないわけです。 そういう意味で今年のクラブ目標の第一を親睦に、そして奉仕(職業奉仕から)を行う事を掲げております。毎回の例会の席替えを行い、会員間の交流と学びの場にすることを提起したわけです。 時間が来ましたので、これ以降は後ほどお話できる機会があればお話していきたいと思います。今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。
・山岡 誠 副会長
本年度の大石会長は、前年度会長であった南部会員の良き方針を取り入れ、また4年にわたり米山委員長を務めた経験、実績を糧にさらなるチャレンジと色々な活動をしていこうとする気持ちが伝わってきます。それに応えられるようお手伝いをしていきたいと思います。 南部パスト会長、安藤会員をはじめ他の会員の皆さんの尽力のおかげで沢山の会員が入会していただき、新しい会員が増えています。例会も活気が出てきたような気がします。新しく入会した会員が当クラブを選んで本当に良かったと思えるような会にしていきたいと思います。 新しく入会した会員の皆さんは優秀な方ばかりで前向きに例会に出席し活動している姿は、非常にすばらしい事だと関心しています。推薦者の皆さんもさすが眼力のある方ばかりだと思い、すぐに戦力になる会員を入会させていただきありがとうございました。 これからも、出席したくなるような例会になるよう、会長共々、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。また、色々な難題も出てくるかと思いますが、その時は重鎮である高田会員、五十嵐会員や良き先輩たちの意見を聞き、相談しながら乗り越えていけたらと思います。 この一年間、大石会長を全力で支えていきたいと思っています。どうか皆さんのご協力をよろしくお願いします。
・中川 功 会長エレクト
今年5月に急遽ノミニーとなり、まだ1ヶ月しか経っておらず苦慮しておりますが、新年度に入り大石会長の下、会長エレクトとして色々考えながら一年間しっかりと準備を進めていきたいと思っています。 さて、当クラブは新入会員が昨年と今年で7名が入会し、クラブの若返りが進んでいます。一方では、新入会員や新たに入会してくる会員に対しての教育などが急務になってきているのではないかと思います。 あと一人が入会すると30名となりますが、会員数が増加してくるとクラブの新たな運営も見直していかなければならないと思います。 しかし、当クラブの特徴であります、派閥のないアットホームな環境を維持していけるようなクラブ運営も目指していければと思っています。 私は当クラブに入会してまだ6年目ですが、これまで学んできたことをもとに「ロータリーの目的とは?」についてお話したいと思います。 一つ目は、知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。二つ目は、職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること。三つ目は、ロータリアン一人一人が、個人として、また事業及び社会生活において、日々奉仕の理念を実践すること。四つ目は、奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的なネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を維持すること。以上の四つの項目は等しく重要な意味を持ち、また同時に、行動を起こさなければなりません。 他クラブ開催の事業などとの交流、また、地区大会や国際大会などに積極的に参加し見聞を広めていくこともロータリーを知る上で重要なことと思います。