第1637回 通常例会
本日のプログラム : 新会員卓話
○会長挨拶 本日のゲストを紹介します。 ・スタジオプロスペクト 代表取締役 大橋 敏 様 ・米山奨学生 ダハール・ディパンジャナ さん
本日のビジターを紹介します。 ・札幌東ロータリークラブ 嶋中 康晴 様 (リーフラス株式会社 専務執行役員 北海道支社長)
○会長報告 ・元米山奨学生 カーンジャナクンカムトーン・ピパットさんからのお便りを紹介 お元気でお過ごしでしょうか。明日から軍隊に入りますので、ロータリーの皆さまにご挨拶と思いメールを送らせていただきました。 空軍に応募いたしました。訓練自体は10週間で、それが終わったら10日間の休みがもらえるそうです。 その後、今度は上司のお手伝いをいたします。 最初の10週間を生き抜くことができれば問題は無いはずですが、毎年、死亡者が出ています。 縁起でもないことですが、可能性はゼロではありません。 軍隊が無事終わったら、なるべく早く北海道に戻りたいと思います。その時は、またよろしくお願いします。 ロータリーの皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
○ショートスピーチ
・スタジオプロスペクト 代表取締役 大橋 敏 様
弊社は平成6年に釧路市にて創業し、平成7年に札幌に移転しています。主にインターネット、スマートフォンなどのソフトウェア開発をしています。 今までは、東京からの受託を中心にしておりましたが、これからは地域との関わり合いをもっと密接にし、地域に根ざした活動をしていかなければならないと考えています。更に、地場の産業や教育に寄与できることはないかと考えていたところ、10年来のお付き合いのある石﨑会員から、ロータリーの話を伺い、一度勉強のためにと思いまして本日お伺いいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
・米山奨学生 ダハール・ディパンジャナ さん
みなさん、こんにちは。お元気ですか。私は、このロータリー例会に参加できて、うれしいです。 今日、私はコルカタ(旧名:カルカッタ)にあるロータリークラブのプロジェクトの一つについてお話ししたいと思います。 インドのこのロータリークラブは、1919年に始まりました。コルカタロータリークラブは、およそ10年前に、小さな町ビシュヌプルの恵まれない子供達を救うために、推定10万ドルの費用でプロジェクトを作りました。テクノインディアグループは、このプロジェクトを援助しました。 私は、このような大きな仕事を、将来、したいと思います。どうぞよろしくお願いします。
・札幌東ロータリークラブ 嶋中 康晴 様
札幌東RCの嶋中です。ロータリーに入り1年半が経ちました。入会当初は戸惑いもありましたが今では皆さんにやさしく指導していただき充実した日々を過ごしています。仕事の面でも皆さんから沢山声を掛けていただき様々な新しいチャレンジもできるようになり、職業奉仕としてよい活動ができていると感じています。今後は、このように指導を受けたり恩恵を受けたりするだけでなく、自分自身の活動で他の会員の皆さんにも何らかの職業奉仕に繋がるような繋がりを作ったり自分自身の活動の幅も広げていきたいと思っています。 弊社は、スポーツ関連の仕事で、子供たちへのスポーツ教育や学校の体育・部活動への指導員の派遣などをしています。まだ20年に満たない会社ですが、中学・高校の部活動での先生とのトラブルや子供たちの外遊びが減っているとか体力が落ちているなど、そういった社会問題にダイレクトに関われるすばらしいソーシャルビジネスだと思っていますので、ぜひどこかで皆さんと何か繋がることがあればご協力していただきたい思いもありますし、自分自身、精一杯頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
○委員会報告 社会奉仕委員会 ・2019年度「 厚別川清掃事業」開催について 6月1日(土)9時から実施しますのでご参加をよろしくお願いします。
○卓話 新会員卓話 ・小沼 邦洋 会員
皆さんは保険会社に対してどのようなイメージを抱いていますか。悪いイメージに感じる方が多いのではないでしょうか。保険には大きく分けて損害保険と生命保険があります。損害保険は、家や車を購入することで加入するタイプ等がありますが、その担当者の方と長くお付き合いしている方が多いのではと思います。 では、「生命保険ではどうか」となるとほとんどそういうことはなく、その理由としては、すぐ辞めるのではないか、しつこい営業をされるのではないかというのがあるかと思います。実際弊社においても辞める営業が多く私自身もそのように感じておりますが、私が面談したお客様の中には、保険に入っていたお陰で助けられた!という方や若い時から当たり前に入っているけど、支払った掛け金より多く貯まっている方など保険に対して悪い印象じゃない方は全体の2割位いらっしゃいます。これが生命保険会社としての役割です。 最近、生命保険会社としての役割の中でもう一つ重点を置いていることがあります。お金に関することです。日本では、昭和20年代以降、金融機関にお金を預け金利で資産が増える仕組みでした。現在では、ゼロ金利・マイナス金利と言われております。長引く低金利、増税、物価上昇、税率アップ等により金利が下回っているのが現状で、お金にまつわる不安要素が山積みです。 生命保険は従来からの死亡保障、入院保障だけに留まらず、皆さんの大事な資産を守る・増やす(資産形成・資産運用)ことにも広範囲で活用されています。 自分の身は自分で守る。正しい情報と知識を持って対応することで、皆さんが長く安心して暮せることが私の喜びでもあります。ロータリークラブの奉仕の精神にも共通して、そんなお手伝いができればと願っております。
・金田 成髙 会員
私はもともと名古屋の出身ですが、私が北海道のロータリークラブに加入した、私と北海道の関わりについてお話したいと思います。 私の会社は、もともと石炭ストーブ、通称だるまストーブといいますが、それらとその他製造を行っていた会社です。正式には、登録商標は天狗ストーブといいます。 皆さんご存知のとおり、エネルギー変化によって石炭産業は衰退の一途をたどり、当時の弊社の売り上げも減少してまいります。 当時、経営は親族5名で共同で行っておりましたが、さきほどのような環境変化もあり、事業内容も徐々に変えてまいりましたが、昭和34年の伊勢湾台風により相当な被害を受け、その時点で石炭ストーブ等の製造を休止する、実質上、やめることとなりました。その結果、今後は親族5名が同一業種に関わらない方針として、各々、自動車部品製造、自動車修理販売、物流業など5名がそれぞれ別会社を設立しました。 私が社会人になった当初は物流業に携わることとなりましたが、当時、アルミ工業製品を北海道に運んでおりました。商品としては、アルミ製のストアフロント、水門ですとか照明用ポールなどがありました。初期は陸路で、その後はフェリー輸送がメインとなり、名古屋から苫小牧まで船で運ぶわけです。 その時、ご依頼をいただいていた海運会社から、北海道の農産品をフェリーで名古屋まで、そこから中部・関西方面へ配送してもらえないかということになり、北海道から中部へ農産品を運ぶため、北海道のあらゆる地域を回ることになったわけです。 その後、乾物製品を製造する会社に携わることになり、現在に至ります。製品は業務用が中心でして業務スーパーなどで販売されています。 そのような経緯もあり、60歳を過ぎる頃より北海道に地の縁を強く感じるようになり、リタイア後のことも考えながら札幌に住まいを構えた次第です。その後は、先日もお話させていただきましたが、昨年の地震があり、その時点で何かお役に立てることがあればと思い、住所も札幌へ移しました。新札幌ロータリークラブの活動のことを知り、そこに入ったうえで皆さんのご見識などを学びながら、自分自身が少しでもお役に立てるよう、今ここに立たせていただいている次第です。