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第1663回 通常例会

令和元年12月11日(水)


本日のプログラム : 年次総会


○会長報告

 前回の定例理事会にて、年度後半の委員会活動について、前半の総括と次年度の計画策定に繋がる活動計画について例会を通じて報告していただくこととしました。

 また、クラブ会長として、長期計画を立ててクラブ運営に望むという地区方針に則り、今後どうしていくかについて、定例理事会にて議論しました。その結果、元会長会を復活させてはどうか、あくまで諮問機関となりますが、ここでクラブ運営に対する大きな流れを決定していきたいということで、理事会にて承認されました。

 更に先日、会長・幹事会が開催され、旧豊平川に原始の森を再生するプロジェクトというのがあり、江別RCと札幌モーニングRCの2クラブで実施しているそうです。そこで、この2クラブから第4・5グループの合同プロジェクトにしてはどうかという提案がありました。また、合同プロジェクトとするにあたり、各クラブで検討しどのようにするか12月29日までに回答してほしいということです。ただ、回答するに当たり検討するための内容やデータが足りないため、情報提供をお願いしているところです。以上、ご報告いたします。


○元米山奨学生ピパットさんの近況報告 石黒 光男 会員

 ピパットさんの日本での就業について相談があり、ピパットさんと連絡を取り合っていましたが、2~3月に札幌に来るということです。来札の折は、例会にも顔を出すと思いますので、取り急ぎ皆さんにご報告します。


○年次総会 会長エレクト 中川 功 会員

 2020-2021年度の理事・役員構成(案)を報告します。

理事(役員)会 長        中川  功

理事(役員)副会長        村上  寛

理事(役員)会長エレクト     池田規久雄(クラブ奉仕)

理事    直前会長       大石 清司(姉妹クラブ)

理事    職業奉仕委員長    金田 成高

理事    社会奉仕委員長    小沼 邦洋

理事    国際奉仕委員長    本間 勝行

理事    青少年奉仕委員長   東 さえこ

理事    ロータリー情報委員長 川井千香子

理事(役員)幹 事        池田規久雄

理事(役員)会 計        大石 真貴

※本件は年次総会により承認されました。


○卓話 2019年国際大会(ドイツ)報告 中川 功 会長エレクト

 令和元年5月28日火曜日、新千歳空港8時発のJAL便で羽田空港に向かい、羽田空港11時20分発のロンドン行きのJAL便に搭乗しました。

 ロンドンのヒースロー空港には定刻より少し早く15時30分頃に到着しました。空港での入国チェックは機械で自分のパスポートかざすだけですんなりと終わり、時間もかからずに入国することが出来ました。

 ベルリン・テーゲル空港には18時30分に無事着陸。ベルリンの壁は1961年(昭和36年)に完成して、崩壊した1989年(昭和64年)まで28年間続いた歴史的建造物です。周囲約160㎞、壁の高さは3m~5m位のコンクリート造です。今現在は部分的には残こっています。

 その後は、市内の地下鉄に乗って「チェックポイント・チャーリー」を見学しました。ベルリンの壁があった時、西ベルリンと東ベルリン間の通行の検問所です。多くの観光客がここで記念撮影をしていました。

 夕食の前に、ベルリン・フィルハーモニーの建物を見学するのですが残念ながら当日は休館でした。見学後、ポツダム広場にあるソニーセンターに行きました。アートチックなデザインでおしゃれな空間を演出している建物でした。

 翌日、「ベルリン中央駅」に到着しました。この駅はベルリン市の中心の駅で、広く大きい駅ですが日本の駅とはかなり違った作りになっていました。また、ドイツに来て地下鉄と高速鉄道の電車に乗ることが出来ましたが、驚くことがあります。ここドイツでは駅に改札口がありません。乗車券の自販機はあります、車掌も駅ホームにはいません。

 改札口を作って機械や人を配置するよりコストダウンになることのようです。しかしドイツでは各車両の中に私服の車掌がいて、もし乗車券を持っていない乗客がいると、罰金と刑罰がつき、その後の生活に大きな弊害が出るようです。不正乗車のペナルティーはかなり大きな代償を払うことになるようです。

 それから、ドイツの高速鉄道(ICE)に乗り一路ハンブルグに向かいました。ドイツの新幹線と言っているようですが、車両の大きさは日本の在来線の電車と同サイズです。電車のスピードは約200キロは出ていました。途中の駅にはほとんど停車せず、ハンブルグ駅に到着しました。ドイツの電車はよく遅れると聞いていましたが、むしろ逆に定刻より10分位早い到着です。

 ハンブルグ国際大会の当日、先ず、午前中にハンブルク港へ行きました。ここからクルーザーで港内にある大型のコンテナ船からの荷降しなどを、真近かまで寄って見学するツアーです。おおよそ1時間の遊覧でしたが大変楽しく壮大な景色を見学することが出来ました。

 このハンブルク港、実は海ではなく大きな川なのです。河口から100㎞も入った港で、ヨーロッパ第2位のコンテナ取扱量の港とのことです。ハンブルグの街は人口180万人位とのことです。

 また、ここから徒歩でハンブルグ市庁舎まで行き見学をしました。中世のお城のような建物で歴史を感じる建物でした。

 昼食後に大会会場「ハンブルグ・メッセ」に入りました。この建物は国際展示場でいろいろなイベントを開催しているそうです。またこの会場の横にタワーが立っていましたが、改装中で昇ることが出来ませんでした。

 さて大会ですが、世界各国から5万人位の人が集まってきたようで、友愛の家では大きな賑わいでした。大会会場は何箇所かに分かれて行われており、大会は3時間くらいで終了しました。

 夜19時からは北海道ナイトです。大会会場からは数キロ離れている高級感のあるホテルでした。「ガバナー夫妻」、「パストガバナー夫妻」、「ガバナーエレクト夫妻」、「ガバナーノミニー夫妻」、「札幌南RCからは18人の出席」、など総勢50人くらいの参加者でした。小山ガバナーの挨拶から始まりほぼ全参加者がスピーチをしました。終わったのが22時半を過ぎていたので3時間半の会食でした。

 今回のツアー、「ハンブルグ国際大会」などでいろいろなことを学習したり経験したことは、今後の人生にも大きく役立つものと感じました。皆さんもぜひ国際大会に参加してみてください。今回のツアーでお世話になった皆様に深く感謝をいたします。


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