第1659回 通常例会

プログラム : ガバナー公式訪問

☆クラブ協議会

○挨拶
 

 
・RI第2510地区 福田 武男 ガバナー
 

 
 本日、63クラブ目ということで、よろしくお願いします。

・同地区 第5グループ 田澤 泰明 ガバナー補佐

 所属は幌南RCです。前回も訪問させていただき、新札幌RCの皆さん、仲のいいクラブだなという感想を持ちました。
 

 
 先月の地区大会に大勢の皆さんに参加いただき、あらためてお礼申し上げます。これから11月16日に5年未満会員向けの宿泊での会員研修を予定しています。また、3月にIMがあります。あらためてご案内いたしますが、皆さん、よろしくお願いします。

○会長より5大奉仕委員長他紹介、各委員長より活動方針説明・報告

○ガバナー講評 RI第2510地区 福田 武男 ガバナー
 

 
 「規則が緩くなることに対してどう考えるか」というご質問がありましたが、色んなことがあるとは思いますが、無くなってはいけないのがロータリーの核(基本理念ではない)だと思います。核を失わなければいいのかなと思っていますが、核とは何かということだと思います。核になるのは「奉仕の理想」ということだと思います。奉仕の理想と言うとよくわからないので、「奉仕の理念」「奉仕の心」などに言い方は変わりましたが、もっと簡単に「理想的なサービス」と言えばわかりやすいのではないでしょうか。
 

 
 この奉仕の理念が素晴らしいという皆さんが集まったのが、ロータリークラブだと思います。ただ、ロータリーに入りましたら、ロータリーの目的をきちんとおさえてほしいと思います。ロータリーの目的の中に「奉仕の理念」がしっかり謳われています。
 

 
 もう一点、継続事業についてですが、2000年までは継続事業は推奨されていませんでした。ロータリーの社会奉仕活動は、その地域に対して警鐘者として運動することが本来の仕事であり、年度内で終わらせることが基本でしたが、1999-2000年度に、継続こそが必要だということが言われました。クラブ内で1~2の継続事業があれば、地域から、ロータリーの継続事業として認知されやすいと思います。
 

 
 職業奉仕についてお話しますと、職業奉仕という言い方ではなく、「奉仕の理念を職業に適用する」と考えればよいのではないかと思います。国際奉仕は「奉仕の理念を国際社会に適用する」、社会奉仕、クラブ奉仕および青少年奉仕も同様です。

☆例会

○会長挨拶
 

 
 本日のゲストを紹介します。
 

 
・RI第2510地区 福田 武男 ガバナー
 

 
・同地区 第5グループ 田澤 泰明 ガバナー補佐
 

 
・米山奨学生 ダハール・ディパンジャナ さん

○ショートスピーチ
 

 
・米山奨学生 ダハール・ディパンジャナ さん

 こんにちは。現在、私は北海道大学自然史学科の博士課程の学生です。私は、インドから来ました。コルカタは私の故郷です。インドのカルカッタ大学で生化学の学士号と修士号を取得しました。
 

 
 今日は、家族についてお話します。私は共同家族の一員であり、私たちは皆同じ家に滞在しています。私の父は彼自身の食品ビジネスを経営しており、私の母は主婦です。私には姉がいて、彼女は学校の先生です。
 

 
 これは、ノルウェーのオスロにいる姉と二人の子どもを持つ両親です。これは、2014年のケララ旅行中に家族と一緒の写真。これは、私の祖父母の写真です。
 

 
 私の祖父母について、私と私のいとこは、祖母の話を聞いて育ちました。私の祖父は、私が学校にいたときに数学を教えていました。彼は101歳で2017年に亡くなりました。これは、祖父の100歳の誕生日を祝う母といとこ兄弟と叔母です。
 

 
 これはすべて私の家族についてです。私たちはお互いに良い関係を共有し、一緒に幸せな家族です。ご清聴ありがとうございました。

○卓話 RI第2510地区 福田 武男 ガバナー

 皆さん、こんにちは。今日は63クラブ目のガバナー訪問で伺いました。よろしくお願いします。
 

 
 先ほどの地区協議会におきまして色々お話させていただきましたので、重なる分は少し省略させていただきます。
 

 
 まず、地区大会についてはほぼ全員の登録をいただきありがとうございます。大会は無事終わりました。また、11月16日17日は支笏湖で新会員合宿セミナーがあります。募集が遅くまだ空きがありますので、ぜひグループで参加していただきたいと思います。丸駒温泉を貸切で行い今年度最後のイベントとなりますので楽しい催しになると思いますので多くの参加をお願いします。
 

 
 台風15号、19号等による豪雨災害について、当初、義援金をお願いしていましたが、その後も、広域で甚大な被害が出ています。それに対し、11月16日あたりにガバナー会が神戸でありますが、その会合でどのような配分で行うか決まると思います。今のところ、各地で被害があったため、どの県でという話にならないということをご了承いただきたいと思います。今後とも、ぜひご支援いただくようお願いします。
 

 
 また、ハワイ大会ですが、1月に研修のためサンディエゴに行きます。その際、世界538地区ありますが、各地区で何名来られるかを予測してほしいということでしたが、通常ですと50~70名ほどですが、ハワイ大会ですので相当来られるのではないかと予測しています。皆さんもぜひ奥様をお連れしてぜひ参加してください。
 

 
 また、日本ロータリー100周年が来年の10月20日です。記念の鐘を全国34地区分、34個作りまして、ガバナーが持って歩きクラブ会長に点鐘してもらうということで、こういったガバナー訪問だけでなく、周年事業、今年は15個あり多いですが、その際に点鐘しお祝いしてくださいということで持って歩いています。
 

 
 マロニー会長は、衛星クラブを提唱していますが、私のクラブでも来月に立ち上げてみたいなと考えています。もう一つ、別な方法で会員増強を考えており、それはロータリーの魅力を伝えて会員増強を図るということです。ロータリーの魅力とは何かを答えるのは難しいです。ではロータリーは何をしているのか、色んな活動をしていますが、代表的なのはポリオ根絶ですがこれらはすぐに答えられると思います。
 

 
 同様に、新入会員からロータリーの目的は何かと聞かれますね。どんな団体でも目的ははっきりしていると思いますが、ロータリーの目的をはっきり答えられなければいけませんが、なかなか答えられる人は少ないのではないかと思います。ロータリーの目的とは、人生で最も大切なことは奉仕の理念を奨励し、育むことである。後半の部分はよくわからないのですが、これは決議2334にあります。まず、奉仕の理念とは何か、奉仕の理念を例会で学んでください、そして学んだ分だけ、自分の身の回り、会社や家庭や地域などで実践してくださいということです。さらに例会に戻ってきてすばらしい仲間と交流しながら奉仕の心を実践してくださいということです。
 

 
 ロータリーとは実践哲学だと言われています。実践しなければ意味がないということです。ロータリーの例会は、そういった奉仕の理念を涵養する場でなければいけません。
 

 
 では、奉仕の理念とは何か。サービスの意味をポール・ハリスは「与えること」と言っています。「役に立つ」という言い方がいいかもしれないとも書いています。32年間、ロータリーで事務総長だったチェスリー・ペリーは、どのクラブにも基本理念がある、基本理念とは相手のことを思いやり相手の役に立つことだと言っています。もう一人、サービスの概念をロータリーに導入したのはシェルドンですが、シェルドンが最初に言っていたのは「利己と利他の調和」です。例えば商売をするときに、お客さんがすごく喜んでくれ会社もよくなった、これをぎりぎりまで追い求めることが利己と利他の調和ということです。
 

 
 そのためにどうすればいいか、それを実践していくことです。それらを実践していくことがロータリー活動なんです。皆さんもぜひ回りの方に、ロータリーの目的は何かを知ってもらい、それを広めていくことで、あなたもロータリーに参加しませんかと勧めていただきたいのです。
 

 
 では、「奉仕の理念」とは何かと聞かれた場合、職業についてはどうか、昔は道徳律がありました。では日常生活についてはどうか、思いやりとか助け合いという気持ちで自分たちがどんなことができるかを、クラブの例会で発表しあうということですね。素晴らしいことだと思います。皆さんもぜひ実践してください。


 

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