本日のプログラム : 米山奨学生としての1年間を振り返って
○会長挨拶
本日のゲストを紹介します。
・米山奨学生 カーンジャナクンカムトーン ピパット さん
○感謝状贈呈
(公財)ロータリー米山記念奨学会より感謝状を贈呈します。
・知念 浩 会員(第一回米山功労者)
・高橋 雅行 会員(米山功労者 第三回マルチプル)
・大石 清司 会員(米山功労者 第三回マルチプル)
○卓話 「米山奨学生としての1年間を振り返って」
・米山奨学生 カーンジャナクンカムトーン ピパット さん
皆さん、こんにちは。今日は私の最後の例会になりますが、1年間、ロータリーの皆さんには大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。
皆さんに支えていただいたおかげで、大学院も卒業することができました。これから皆さんに会えなくなると思うと寂しいです。本日は、ロータリーで得られたものについて話していきたいと思います。
ロータリー記念奨学生として採用していただいたおかげで、奨学金をいただき、親に迷惑をかけることなく大学を卒業できました。私の母は婦人物の洋服のデザイナーでそれなりの稼ぎはありますが、私は5人兄弟で母が一人で面倒をみていますので、少しでも母の負担を減らしたいと思っていましたので、奨学金は本当に有難いと思いました。
最初は、アルバイトで学費を賄っていましたが、そのせいで勉強に集中する余裕が無くなったこともありました。奨学金のおかげで勉強に集中でき、国家試験にも合格することができました。
今の私の夢は、北海道とタイを仲良くさせることなんですが、今はタイ人に北海道を案内する仕事もやっていて、そのための技術も奨学金のおかげで身につけることができました。
米山奨学生になって毎日有難い話ばかりですが、一生を費やしても恩返ししきれないほど大きな恩をいただいたと思っています。これからも、これらすべてを大事にしながら、私の夢であるタイと北海道の絆を深めることと、社会奉仕活動に全力を尽くしていきたいと思いますし、将来、またロータリーと関わることができればうれしいなと思っています。
本当に皆さんありがとうございました。